彼岸桜陰にメジロと鶯か 雪待月 田猫 3月6日、見上げた満開の桜(おそらく彼岸桜)の陰に数羽のメジロたちがさえずり飛び交うのが見え、一羽だけ地味な小鳥が。ウグイスかもしれません。【10】 (2 いいね!)
出アフリカの裔の裔かも着膨るる 岡崎逹栗 人類の祖先はアフリカから海を渡って世界に散らばって行ったらしい、 我々が冬に着膨れて暮らすのはアフリカ出身だからではないか? 令和六年芝不器男忌俳句大会入選 (4 いいね!)
髪たたく犯人屋根の雪解水 雪待月 田猫 道を歩いていたら髪にぽつん、ぽつんと何か粒のようなものが…。不思議に思って見上げると一軒家の屋根の雪が解けてきて、雨どいの近くから私の頭に落ちていました。【2】 (4 いいね!)
セロハンの音に包みしチューリップ 岡崎逹栗 句会で先輩からチューリップを貰いその時セロハンに包まれていたのでそれをセロハンの音に包まれてと詠んだ 令和五年7.31京都新聞月曜版佳作入選 (8 いいね!)
去り難し近寄り難し大焚火 岡崎逹栗 新年に八幡神社でのどんど焼きの火に近づくと熱すぎて離れると冷えての繰り返しだったことを思い出して詠んだ 花藻社令和四年10月号誌上句会41点でトップ (8 いいね!)