シャガ(アヤメ科)
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きぽさんの 俳句

  • 待ちぬれど ふりも見えざる 八重桜

    きぽ

    花の降る「ふり」、八重桜の姿という意味での「ふり」、どちらもみえない八分咲きのもどかしい桜。

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  • 味噌汁の 冷めやらぬとて 吟ひけり

    きぽ

    いつの間にか冷めてしまった味噌汁に、細い溜息をつく。

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  • 寒の雨 空から私を 穿ちけり

    きぽ

    大粒の雨に打たれて体の芯から凍えそう。

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  • 雨模様 気にせずイチョウは 舞踏会

    きぽ

    曇天のもと、雨の代わりにイチョウが降りました。
    一向に冬の来る気配はありません。

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  • 寒空や ああ仰天の 目を冷やす

    きぽ

    見ている目が冷えそうな冷たい空。秋の俳句にしたかったけれど難しかった。

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  • 秋の暮 気まぐれな風が 肌撫でる

    きぽ

    前触れもなく吹き抜ける一陣の風。

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  • 秋風や 自室を抜けて どこへ吹く

    きぽ

    どこから吹いてきたかもわからない、旅をするような秋風

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  • 帰路につき 赤い蜘蛛見て 秋を知る

    きぽ

    そろそろヒガンバナも咲き盛りですね

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  • 恋破れ 思慕の情念は 風と散る

    きぽ
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  • 枝垂れても 退紅匂う 徒桜

    きぽ
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  • 年越して はやる心と 無い用事

    きぽ

    気分は高まりますが、これといった用事もない年始。

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  • 雨粒の ひとつひとつに 泣きながら

    きぽ

    「神様の涙」と比喩されることもある雨粒。その一粒一粒を自分の涙と重ねる孤独な人の心境を詠みました

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公開数12句。
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